■2020年8月
アウディ ジャパンは、SUVの「Q3スポーツバック」を2020年7月7日に発表、同年8月19日より販売を開始した。
新設定のQ3スポーツバックはクーペのエレガントさを印象づけるスタイリングが最大の持ち味となる。フロントにはQシリーズ専用のオクタゴン(八角形)シングルフレームグリルを装着。シャープなLEDヘッドライト、大型のエアインレットなどは「Q3」と共通のイメージだが、Q3の格子状のシングルフレームグリルに対して、Q3スポーツバックはハニカム状となる。ボディサイズは全長4500~4520㎜×全幅1840~1855㎜×全高1565㎜、ホイールベース2680㎜。
インテリアはQ3と同様、オクタゴンのシングルフレームグリルをモチーフとしたデザインがインストルメントパネルに配された。アウディの上位モデルに共通する10.25インチのフル液晶ディスプレイ式デジタルインストルメントクラスター、タッチスクリーンを備えたMMIを設定。セーフティ機能やドライバーアシスタンスシステムも搭載されており、事故を予防、衝撃を軽減する「アウディプレセンスフロント」に加え、「アウディサイドアシスト」、「アウディアクティブレーンアシスト」、アダプティブクルーズコントロール、サラウンドビューカメラなどが用意されている。
約4.5mの扱いやすい全長でありながらロングホイールベースの採用のおかげで居住空間にも余裕がある。リヤシートは前後スライドやリクライニングが可能。ラゲッジスペースは通常使用時で530L、リヤシートを格納することで最大1400Lに拡大される。フロアボードは高さを変更することが出来、フロア下にリヤパーセルシェルフを格納することができる。
パワーユニットは最高出力110kW(150ps)/5000~6000rpm、最大トルク250Nm/1500~3500rpmを発生する1.5リッター直4ガソリンターボ(1.5TFSI)と、最高出力110kW(150ps)/3500~4000rpm、最大トルク340Nm/1750~3000rpmを発生する2.0リッター直4ディーゼルターボ(2.0TDI)を設定。組み合わされるトランスミッションはツインクラッチの7速Sトロニックとなり、2.0TDI搭載モデルには電子制御多板クラッチを用いたフルタイム4WD(クワトロ)が組み合わされる。WLTCモード燃費は1.5TFSIが14.2km/L、2.0TDIは15.4km/L。
2021年10月1日には価格改定を実施した。
2022年4月1日には価格改定を実施した。
同年8月23日には価格改定を実施した。