■2018年1月
トヨタは、アルファードを2017年12月25日にマイナーチェンジし、2018年1月8日に販売を開始した。
今回のマイナーチェンジでは、第2世代となった新しい予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を全車に標準装備。単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上によって日中の自転車の運転者や夜間の歩行者も検知可能な「プリクラッシュセーフティ」、レーダークルーズコントロール作動時に車線維持に必要な運転操作の支援を行う「レーントレーシングアシスト」が新たに搭載されている。さらに「リヤクロストラフィックアラート」、「ブラインドスポットモニター」を新設定するなど、予防安全装備を充実。安全運転支援の強化が図られている。
内外装デザインもリニューアルが行われ、エクステリアはヘッドランプ、フロントグリル、フロントバンパー、バックドアガーニッシュ、リヤコンビネーションランプを意匠変更。インテリアについてもメーター加飾、シート表皮。木目の色を変更するなど、高級感をレベルアップさせている。エアロ仕様としてゆとりのセカンドシートを備える最上級グレード「エグゼクティブラウンジS」を設定。「ブラック&ホワイト」の専用インテリアにシルバー木目調加飾、防汚処理加工を施したホワイトのプレミアムナッパ本革シートとともにモダンな仕上がりを見せている。
パワーユニットでは、よりダイレクトな走りとすぐれた経済性を確保した3.5リッターV6(2GR-FKS)&ダイレクトシフト8ATを新採用。構造用接着剤の適応範囲拡大、高剛性ガラス接着剤の使用などによりボディ剛性を高め、優れた操縦安定性と乗り心地を実現させている。
■2018年10月
トヨタは、アルファードを一部改良して、2018年10月25日に発売した。
今回の一部改良では、駐車場などでのアクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突被害の軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ<静止物>)を全グレードに標準装備した。
またナビゲーションとのセットオプションとしていたブラインドスポットモニター(BSM)を、デジタルインナーミラーとの組み合わせとした。