S60年カローラレビン GT APEX 3ドア 1.6 5MT

◆インテリア◆7インチナビ/ ETC/ セミバケットタイプモケットシート/ ロールバー/電動ミラー /エアコン/パワーウインドウ/MOMOステアリング/

■エクステリア■キセノンヘッドライト/オーバーフェンダー/ SSR ロンシャン15インチAW/ リアスポイラー/軽量FRPボンネット

◎その他◎自動車税R6年度分完納/放置違反金滞納無し

発売当時は、[[過給機]]（[[ターボチャージャー]]・[[スーパーチャージャー]]）等による高出力化<ref group=”注釈”>レビン/トレノでも後のAE92型・AE101型にはスーパーチャージャー仕様が設定されている。</ref>や、軽自動車 – リッターカー程度の小型車で一般的だった[[前輪駆動]]（FF）の普通乗用車への適用<ref group=”注釈”>当時のトヨタは前輪駆動化に際して慎重な姿勢を取っており、当時カローラとともに主力車種であった[[トヨタ・コロナ|コロナ]]も同時期に前輪駆動（T150/160型）にモデルチェンジしたが、前世代の後輪駆動車（T140型）も1987年のT170型へのモデルチェンジまで並行販売されていた。</ref>による居住性等の向上といった指向が日本車のトレンドであり、基幹車種のカローラ/スプリンターも、1983年発売のE80系でセダン・リフトバックが前輪駆動に移行した。

そのような中で、レビン/トレノは従来と同じ[[自然吸気]]（NA）の1.6 Lエンジンと[[後輪駆動]]（FR）の組み合わせ、足回りも先代のTE71型から流用した<ref group=”注釈”>足回りのみならず基本コンポーネントをTE71型から流用したため、本車種の給油口は先代カローラ/スプリンターと同じく車両右側についている。</ref>旧態的なフロント[[ストラット式サスペンション|ストラット]]、リヤラテラルロッド付きの[[リンク式サスペンション|5リンク]][[車軸懸架|リジッドアクスル]]サスペンションを採用しており、当時のレベルからしても単純な構造であったことから、同時期に発売された他の国産[[スポーツカー]]と比較して見劣りした。しかし、TE71型から流用されたサスペンションは改造が容易であったほか、新規開発の[[トヨタ・4A-GE|4A-GEU]]エンジンはチューニング志向の強い層から絶大な支持を受け、その後も人気が長続きする理由となった。発売から1週間後には[[ジムカーナ (モータースポーツ)|ジムカーナ]]仕様車や[[ラリー]]仕様車が完成したとも言われている。

[[1987年]]（昭和62年）5月、レビン/トレノが次代のAE92型へとモデルチェンジして[[前輪駆動]]に移行したことで、AE86は日本車では希少となった軽量な後輪駆動車としてその存在が再認識され、新車販売当時以上にモータースポーツ関係者や[[ドリフト走行]]愛好者の間で注目されるようになった。