2017年8月
■2017年8月
レクサスはLXを2017年8月3日に一部改良を行い、同日に販売を開始した。
今回の改良ではこれまでの3列シートに加え、幅広いニーズに対応できるように2列シート5人乗りを新たに設定しラインアップを拡充した。
また、トレーラーなどを牽引するトレーラーヒッチを装着するためのヒッチメンバーやドアミラーに設置された足元照明、ナノイーを標準設定し、機能性や利便性を向上させている。
外板色に新たに設定されたソニッククォーツを含む全7色を設定したほか、18インチと21インチのアルミホイールは意匠を変更し、一段と精悍で高級感のあるデザインとしている。
■2015年9月
レクサスはSUVのフラッグシップモデルとなるLX570を2015年9月14日に発売すると発表した。LXはランドクルーザー200系をベースにしたSUVのレクサス版で、1996年にLEXUS初のSUVとして北米で発売されて以来、北米、中近東、およびロシアを中心に海外で販売を拡大してきた。今回、デザインや走りなどを飛躍的に進化させた新型LXの導入を契機に、3列シートのラグジュアリーSUVとして日本でも販売されることになった。
LX570は、レクサスの最上級SUVにふさわしく、力強さとラグジュアリーを融合させた内外装に、先進の空調システムであるレクサスクライメイトコンシェルジュや、降車時に自動で車高調整を行う乗降モードなど、乗員の快適性に配慮した機能を標準装備する。
トルクフルなV型8気筒5.7リッターエンジンを搭載し、レクサス初となるカスタマイズモードを設定したドライブモードセレクトを採用するなど、オンロードからオフロードまで安定したドライビングを実現した。さらに、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせ、異なる2つのセンサーで高い認識性能と信頼性を両立し、多面的な安全運転支援を可能にした予防安全パッケージのレクサスセーフティシステム+を国内初採用するなど安全にも配慮している。
外観デザインはロア部を大胆に厚くしたスピンドルグリルを採用し、堂々たるイメージを表現している。LEDシーケンシャルターンシグナルランプをレクサスとして初採用し、先進性を演出している。21インチの大径ホイールは切削光輝加工とグレーメタリックの組み合わせで独特の存在感を演出した。
インテリアは機能性に配慮しながら、金属、革、本木目など、異なる素材のコントラストを際立たせて上質感を演出した。水平基調のインストルメントパネルにより、車両の姿勢状態を容易に把握できるようにするなど、本格SUVとしての基本性能も確保している。
搭載されるV型8気筒5.7リッターエンジンは、2000rpmから最大トルクの約90%を発生させるワイドなトルクバンドを実現。スーパーインテリジェント8速ATとの組み合わせで、オンロードでは伸びやかな加速を、オフロードでは低・中速域での力強さを発揮する。
オフロード走行の支援を中心に、オンロードで走行性能にも貢献するさまざまな先進機構を採用するほか、最上級SUVらしく快適装備も充実したものが用意される。
レクサスLXはLX570のみの単一グレードの設定である。