■2022年5月
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、新型「レンジローバー スポーツ」を2022年5月25日に発表、同日より予約受注を開始した。
3世代目となるレンジローバー スポーツは最新のシャシーテクノロジーを採用、先進技術を盛り込み、悪路走破能力を向上させたラグジュアリー・パフォーマンスSUVだ。
エクステリアは世代を超えてひと目でレンジローバースポーツとわかるDNAを継承。後方に向かって傾斜したフローティングルーフ、ウエストライン、短いフロントオーバーハング、傾斜の強いフロントとリヤガラスといった特徴を受け継ぎながら進化した。また、切れ目のないフラッシュサーフェスウインドウやフラッシュドアハンドル、目立たないようにデザインされたウエストレールフィニッシャー、レーザー溶接ルーフにより、スッキリとしたラインが強調されている。エアロダイナミクスにも貢献しており、空気抵抗係数(Cd値)は0.29を実現。ボディサイズは全長4946㎜×全幅2209㎜×全高1820㎜、ホイールベース2997㎜。
インテリアはボタンやスイッチ類を極力排除し、従来の高級レザーに加えて高品質のウルトラファブリックなどのアニマルフリーな次世代のサステナブルな素材の選択肢を取りそろえた。また、最新のインフォテインメントシステム「Pivi Pro」、MERIDIANシグネチャーサウンドシステム、空気清浄システムプロ(ナノイーX搭載、PM2.5フィルター付)などを採用する。
あらゆるパワートレインに対応する最新のアーキテクチャー「MLA-Flex」を採用。数多くのシャシー技術を数多く採用し、48V駆動の電子制御アクティブロールコントロールシステムの「ダイナミックレスポンスプロ」をはじめ、スイッチャブルボリュームエアスプリングを採用した最新世代の「ダイナミックエアサスペンション」、アクティブツインバルブダンパーを連続的に制御して最適化する「アダプティブダイナミクス2」、高速走行時の安定性と低速時の回頭性を両立する「オールホイールステアリング(AWS)」、地形に対応して安定性、コントロール性、快適性を維持するために車速を自動制御、荒れたオフロード走行をサポートする「アダプティブオフロードクルーズコントロール」などが搭載されている。
パワーユニットは最高出力221kW(300ps)/4000rpm、最大トルク650Nm/1500~2500rpmを発生する3.0リッター直6ディーゼルターボ(マイルドハイブリッド機構付き)。8速ATと最新世代のインテリジェントオールホイールドライブ(iAWD)システムを採用し、あらゆる状況下で最適なトラクションを提供するという。
運転支援システムについては、エマージェンシーブレーキ、3Dサラウンドカメラ(フロントリヤパーキングセンサー、ウェイドセンシング、クリアーサイトグラウンドビュー、マニューバリングライト、クルーズコントロール、ドライバーコンディションモニター、レーンキープアシスト、トラフィックサインレコグニション)などが標準装備となる。
カタログモデルに加えて限定モデルの「ローンチエディション」も設定されており、カタログモデルのディーゼルターボに対して、このモデルには最高出力294kW(400ps)・最大トルク550Nmを発生する3.0リッター直6ガソリンターボ(マイルドハイブリッド機構付き)が搭載される。特別装備として23インチアルミホイール、アダプティブオフロードクルーズコントロール、ブラックエクステリアパック、フロントセンターコンソール急速クーラーボックス、空気清浄システムプロ、Wi-Fi接続(データプラン付き)、オンラインパック(データプラン付き)が標準となる。
受注期間は2022年6月30日までとし、4色のボディカラーに対してそれぞれ40台、合計160台が用意されている。申し込み多数の場合は抽選となる。