■2013年12月
トヨタはハイエースバンに内外装のデザイン変更を中心にしたマイナーチェンジを実施し、2013年12月9日に発売した。
今回のマイナーチェンジでは、フロントバンパー&グリル、ヘッドランプ、リヤコンビネーションランプなどの意匠を変更し、一段と力強を感じさせる外観とした。リヤ側面には凹凸の少ないスライドウインドウを採用して一体感のあるサイドビューを実現し、ガラスアンテナも採用している。
ドアミラーやリヤコンビネーションランプなどにエアロスタビライジングフィンを採用。車体側面を流れる気流に小さな渦を発生させることで、車体を左右から押さえつけ、走行安定性を向上させた。
また全車にLEDヘッドランプ(ロービーム)や鋭角的なラインのアルミホイールをオプション設定したほか、ボディカラーはグレードによって新色を設定されている。
インテリアは、エアコンのボタンやダイヤルをはじめとするセンタークラスターパネルのデザインを変更し、平均燃費や外気温度など各種情報を表示するマルチインフォメーションディスプレイを全車に標準装備した。
売れ筋グレードであるスーパーGLの2WD車は、ショックアブソーバーなどサスペンションのチューニングを変更し、乗り心地を向上させている。
このほか、バックドアにイージークローザーを採用したほか、デュアルパワースライドドア(挟み込み防止機能付き)、スマートエントリー&スタートシステム、ステアリングスイッチ(オーディオ)をオプション設定した。
■2020年5月
トヨタは、ハイエース(バン)を一部改良して、2020年4月17日に発表、同年5月1日に発売した。
今回の一部改良では、車両後方のカメラ映像を映し出すデジタルインナーミラーを全車にオプション設定。車両を上から見たような映像をナビゲーション画面へ表示するパノラミックビューモニターをAT車にオプション設定した。また、オプティトロンメーターに4.2インチTFTカラーのマルチインフォメーションディスプレイを採用するなど、視認性や利便性を向上した。
さらに、アクセルペダル踏み間違い時の衝突被害軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]を、Toyota Safety Sense装着のAT車にオプション設定した。
■2022年4月
トヨタは、ハイエース(バン)を一部改良して、2022年4月13日に発売した。
今回の一部改良では、パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)を全車に標準装備。またスーパーGLに標準装備のフロントフォグランプをLED化した。